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学芸員コラムCOLUMN

2025年5月28日 更新 / 企画展について

水辺を描く

 

日ごとに気温が上がり、夏の訪れを感じる季節となりました。
当館では5月28日(水)より企画展「水辺を描く」を開催しています。

所蔵品の中から「水辺」をテーマに、海や湖の風景、そこに息づく生き物を描いた作品を展示しています。
一部作品をご紹介いたします。

関主税《東海》
千葉県生まれ。結城素明や中村岳稜に師事し、対象を単純化して捉える独自の作風を展開。写生旅行に出かけることが多く、旅先で出会った美しい景色を切り取っては作品にした。

梶喜一《鯉》
京都府生まれ。都路華香や西村五雲に師事。初期は人物画や動物画を描いていたが、鯉の美しさに魅せられてからは鯉が主な題材となり、写実的かつ情緒豊かな表現で「鯉の名手」と謳われた。

 

本企画展の開催は8月25(月)まで!
そのほかにも、奥田元宋や森田りえ子らの作品を展示中です。
水辺の作品を眺めながら、涼やかな気持ちになってみませんか?6月は沙羅双樹の花も見頃を迎えますので、ぜひお花と併せてお楽しみください。

皆様のご来館心よりお待ちしております。