2015年9月1日(水) ~ 12月14日(月) 開催
岐阜県恵那郡付知(現在の中津川市付知町)に生まれた画家・熊谷守一。
たくさんの苦労の果てに辿り着いた50坪ほどの庭で毎日虫や花を見つめ続け、
子どもの絵日記のように、日々見たいきものや自然を描きました。
そんな守一が発見したことは、“蟻は左足の前から二番目の足から歩き始める”
ということ。
小さないのちに向き合った守一の描く作品には、私たちが気付かなかったような、ささやかな新発見が描かれているかもしれません。
常設展示室では、ルノワール『坐せる浴女』のほか、ビュフェ、梅原龍三郎などの洋画、小杉放庵、前田青邨などの日本画、季節の茶道具などを展示しております。また、2階常設展示室では、和紙彫塑家・内海清美氏による『革命者・信長』を展示中。