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学芸員コラムCOLUMN

2026年8月26日 更新 / 企画展について

描かれた女性たち

まだまだ残暑が続いていますが、少しずつ秋の気配も感じられる季節になってきました。三甲美術館では秋の企画展「描かれた女性たち」が開催中です。昔から芸術の世界において女性はモデルとして多く描かれています。画家たちは可憐で華やかな女性の姿を写し取るだけでなく、所作や表情から内に秘めた感情も表現しようとしました。当館で所蔵している様々な作風で描かれた女性たちの作品を是非お楽しみください。
本コラムでは、展示作品の一部をご紹介します。


東郷青児《巴里郊外》
鹿児島県生まれ。フランス留学でラファエロの古典絵画やピカソの前衛芸術に影響を受ける。一貫して女性美を追求し、モダンな造形と筆跡を残さない滑らかなグラデーションによる女性像は「青児美人」と称された。

 


森本草介《真珠》
朝鮮全州府生まれ。独学で写実技法を学び、1980年頃から女性を主題に作品を手掛ける。血が流れているかのように忠実に描く事を意識し、本作でも肌の質感や頭髪の一本一本に至るまで緻密に描き込まれている。

企画展「描かれた女性たち」の展示期間は11月23日(月・祝)まで。皆様のご来館をお待ちしています!